【対象】未就学児(0〜5歳目安)/小学生低学年向け(6〜8歳目安)/子連れ全般
【こんな時に】雨の日に行ける

1歳になる前からよく通ってる。行きすぎると飽きるかなって思ったけど、成長とともに遊べる内容も変わっていくから、いつも時間が足りないぐらい遊んでるで。頭も体も使って楽しめるから、午後はしっかりお昼寝してくれるかも。
ボストンで子どもと過ごせる屋内施設を探している方は、こちらも参考にしてください。
チルドレンズ・ライブラリー|ボストン公共図書館本館の子ども向けスペース
ボストンのウォーターフロントにあるボストン・チルドレンズ・ミュージアム(Boston Children’s Museum)は、1913年創設の歴史ある子ども向けミュージアムです。シーポートエリアにある館内には、科学・アート・社会などをテーマにした体験型展示が3フロアにわたって並び、子どもが触って遊びながら学べるように設計されています。
未就学児でも楽しめるエリアが多く、ボストンで子どもと過ごす場所として人気のスポットです。さらに、天候に左右されない室内施設の選択肢の一つでもあります。
最寄り駅はサウス・ステーションで、徒歩約10分の場所にあります。
ミュージアムの隣には巨大なミルクボトル型の建物、フッド・ミルクボトル(Hood Milk Bottle)があり、ランドマークとして知られています。
この記事では、実際に0歳〜3歳の子どもと複数回訪れた体験をもとに紹介していきます。

入館料
- 大人:24ドル
- 子ども(1〜15歳):24ドル
- 1歳未満:無料
年間パス(Membership)
- 235ドルで4人まで入場可能(他の選択肢もあり)
- 頻繁に訪れる家庭はお得
- 入館料に比べてコスパ良好
割引制度
- ボストン公共図書館のミュージアム・パス
- 最大4人まで入館料半額
- 図書館でオンライン事前予約が必要
- 日曜日午後の割引プログラム($1 Sunday Afternoons)
- 日曜日 13:00〜16:00限定
- 事前に割引チケット購入ページで予約
- ボストン公立学校の割引プログラム(Boston Family Days/2026年12月まで)
- 第1・第2日曜日限定
- 生徒1人と家族2人まで無料
- 入館時に登録情報を提示
わが家は、ミュージアム・パスを1歳前から利用し、頻繁に行くようになった時期に年間パスへと切り替えました。3歳からはボストン公立学校の割引プログラムを活用しています。
ミュージアム・パスの取得方法は、こちらの記事で確認してみてください。
ボストン公共図書館のミュージアム・パス|取得方法と使い方
また、ボストンで小さな子どもと無料で過ごせるスポットとして、図書館も便利です。赤ちゃん向けの絵本コーナーや、親子で参加できるワークショップがあり、雨の日や室内で遊ばせたいときに役立ちます。
ボストン公共図書館|0〜2歳子育てに役立つ無料サービス3選
子連れで行く前に知っておきたいポイント(ベビーカー・荷物・授乳)
ベビーカー

館内はベビーカーで移動することができ、赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま展示を見て回ることもできます。
各フロアにはベビーカー置き場も用意されています。しっかり歩けるようになった子どもと来館したときは、ベビーカー置き場を利用すると便利です。
コート・荷物


1階にはコートルームとロッカーがあります。コートルームは無人なので、貴重品は預けないように注意が必要です。
展示によっては保護者のサポートが必要になることもあるので、荷物を預けて身軽になっておくと安心です。
授乳・おむつ替え
授乳は館内のどこでも可能ですが、プライベートなスペースも用意されています。
2階のプレイスペース(PlaySpace)には授乳スペースがあります。また、2階の別の場所にある救護室(First Aidルーム)もプライベートの授乳スペースとして利用できます。救護室を利用する場合は、スタッフに声をかけて開けてもらいます。
館内のトイレにはおむつ替え台も設置されています。
また、未就学児でも使いやすいサイズのトイレが、プレイスペース内と2階の別のトイレにあるそうです。
小さい子ども連れの来館者が多い施設のため、授乳やおむつ替えに困ることはほとんどありません。
食事について
館内では、飲食は1階のランチルームと、カフェでのみ可能です。持ち込みの食事をするときはランチルームを利用します。ランチルームでは食事の販売は行っていません。
ランチルームの隣にあるカフェでは、主に子どもを対象にしたメニューがあり、軽食やランチをとることができます。
プレイスペース(0〜3歳向けエリア)

プレイスペースは0〜3歳の子どもを対象にした専用エリアです。
座り始めから歩き始めたばかりの子どもでも遊べるおもちゃや遊具があります。
柵に囲まれた水遊びエリアもあります。同館にあるメインの水遊び場所、ピープス・ワールド(Peep’s World)よりも低身長向けに高さが調整されているため、特に3歳半ばくらいまではこちらの方が遊びやすいと思います。
なお、チルドレンズ・ミュージアム以外で、0〜3歳くらいの子どもが安心して遊べる室内プレイスペースとして、リトル・ラヴェージ・クラブ|0歳から楽しめる・室内プレイスペースもあります。よりコンパクトで低年齢向けに特化した環境なので、年齢や目的に応じて使い分けるのもおすすめです。

チルドレンズ・ミュージアムのプレイスペースは基本的にオンライン予約制で、利用料金は入館料に含まれています。チケット予約時に時間枠を予約できますが、空きがあれば予約なしでも利用可能です。ただし人数制限があるため、確実に利用したい場合は事前予約が必須です。
私は息子が1歳になる直前に初めて利用しました。人数制限があるおかげで全体的にゆとりがあり、安全にのびのび遊べました。
平日の午前中でもベビーシッターが子どもを連れて来ることが多いです。最初は偶然空きがあり予約なしで利用できましたが、その後は入れないこともあったため、行く予定の数日前に予約するようになりました。前日や2日前に予約しようとすると、午前中の枠がすでに埋まっていることがよくありました。
また、プレイスペースはお昼に一度閉まるので、時間に余裕を持っていくのがおすすめです。
他の室内プレイスペースと比べたい方はこちら
リトル・ラヴェージ・クラブ|0歳から楽しめる・室内プレイスペース
ピープス・ワールド(水遊びエリア)

館内には水を使った体験型展示もあります。
ピープス・ワールドでは、ボールやおもちゃの船を使って、水の流れを体験する遊びができます。

このエリアで遊ぶ場合は、着替えを持っていくのがおすすめです。防水エプロンが用意されていますが、それを着ていても袖は濡れることが多く、遊び方によってはズボンや靴が濡れることもあります。
レースウェイズで遊びながら物理体験

レースウェイズ(Raceways)は、ゴルフボールを転がして遊びながら物理の仕組みを学べる展示です。さまざまな仕掛け遊具があって、未就学児でも気軽に楽しめます。

ただし、夏休みや週末は子どもたちで混雑することもあります。ボールを追いかけて走り回る子どもが多いため、小さな子どもを遊ばせる場合は、比較的空いている時間帯に行くと安心です。
一見シンプルな展示ですが、わが家では何度行ってもお気に入りの場所です。最初は周りの子どもが走ってくるたびにヒヤッとすることがありましたが、3歳半頃になると安心して見守れるようになりました。
ニュー・バランス・ファウンデーション・クライムで体を動かす
館内でも特に目立つ大型展示が、クライミング遊具のニュー・バランス・ファウンデーション・クライム(New Balance Foundation Climb)です。3階まで続く立体的な遊具で、子どもたちは登ったり降りたりしながら体を動かして遊べます。

見た目は高さがありますが、内部の段差はそれほど高くなく、足を踏み外しても大きな事故になりにくい作りになっているように見えました。
うちの息子は3歳半で初めて挑戦してみました。少し歳上の子どもたちについていくのが楽しいようで、安心して高いところに登って遊べる貴重な機会になっています。3歳後半からは、ニュー・バランス・ファウンデーション・クライムが一番の目当てで、ミュージアムを訪れるようになりました。
アートラボでクラフト体験

館内には、クラフト制作ができるスペースもあります。アートラボ(Art Lab)では、定期的に変わるテーマに沿った工作体験が行われており、小さな子どもでも安全に参加できるよう、道具や作業内容が工夫されています。
同じテーマでも、年齢別に分けられたテーブルによって使う道具が異なり、年齢ごとの手先の発達に合わせた内容になっています。
イベントについて
館内では、クラフト体験やステージイベントなどのプログラムが定期的に開催されています。イベントは時間が決まっているため、訪問前に公式サイトで当日のスケジュールを確認しておくと参加しやすいです。

以前参加したキッズステージ(KidsStage)のダンスイベントでは、DJが音楽を流しながら子どもたちにダンスを教えてくれました。息子は3歳直前で、2歳半の友達と一緒に参加しましたが、ステージ上で元気に踊る5歳くらいの子どもたちに2人とも圧倒されてしまい、しばらく呆然としていました。
普段はダンスが好きなので、もう少し成長したら、またこうしたイベントに参加してみたいと思っています。
カウントダウン・トゥ・キンダーガーテン
カウントダウン・トゥ・キンダーガーテン(Countdown to Kindergarten)は、学校をテーマにした展示です。スクールバスや教室をイメージした空間があり、子どもたちは実際の学校のような環境で遊ぶことができます。

廊下側から見ると、スクールバスが建物に埋め込まれているように見えます。バスの中に入って運転手や乗客になりきって遊ぶこともできます。
展示内容はボストンの公立幼稚園をモデルにしているため、現地の幼稚園の雰囲気を知ることができます。入園前の子どもにとっては、学校生活を遊びながらイメージできる良い機会になります。
また、遊びながら体験できる展示なので、英語がまだ十分に分からない子どもでも参加しやすいのもポイントです。
館内の追加スポット:京都の町屋・カフェ
今回は簡単に触れるだけですが、ジャパニーズハウス(Japanese House)とカフェについては別の記事で詳しく紹介する予定です。
ジャパニーズハウス
ジャパニーズハウスは、京都の絹商人の町家を解体してボストンへ運び、博物館内で再建した実物の日本家屋の展示です。
家の中を歩きながら、日本の家庭生活や文化、建築、季節行事などについて体験的に学ぶことができます。日本の伝統的な住まいを実際に見られる、館内でも少し珍しい展示の一つです。
※公開日や入場方法は変更されることがあるため、訪問前に公式サイトで確認することをおすすめします。
リトルココアビーン・カフェ

リトルココアビーン・カフェ(Little Cocoa Bean Cafe)は、ボストン・チルドレンズ・ミュージアム内にある家族向けのカフェです。
新鮮な食材を使った栄養バランスの良いメニューが提供されており、子ども連れが利用しやすい設計になっています。ミュージアムの外側の入口からも利用できるので、入館しない日でも、子どもが遊べるスペースを備えたコミュニティ型のカフェとして作られています。
滞在時間の目安と混雑しにくい時間帯
最初に訪れたときは、施設全体の雰囲気や子どもの月齢に合うエリアが分からず、滞在時間は短めでした。しかし、何度か通ううちにお気に入りの場所や回り方が分かり、自然と滞在時間も長くなりました。
0〜1歳頃はプレイスペース中心で約1時間ほど遊び、その後ランチやミルク休憩をして帰ることが多かったです。2〜3歳になると館内の展示で遊べる範囲が広がり、滞在時間は2〜4時間ほどに増えました。午前中に来館して体を動かす展示を中心に回れば、午後の昼寝時間への流れがスムーズになります。
平日は比較的空いていますが、週末や夏休みはサマースクールの団体などで混雑することがあります。未就学児を連れて行く場合は、大きな子どもとぶつからないように注意が必要です。
ボストン・チルドレンズ・ミュージアムはこんな人におすすめ
ボストン・チルドレンズ・ミュージアムは、年齢に応じて遊び方が変わる体験型施設です。大型の体を動かす遊具からクラフト体験、学校生活をテーマにした展示まで、子どもが遊びながら学べる工夫がたくさんあります。
特に未就学児にとっては、安全に体を動かしながらさまざまな体験に触れられる貴重な場所です。休憩スペースやカフェもあるので、半日ゆっくり過ごすこともできます。混雑時間を避けたり、3歳以下の子ども連れならプレイスペースを予約したりすると、より安心して楽しめます。
チルドレンズ・ミュージアムの入館料が半額になる、ボストン公立図書館のミュージアム・パスをはじめ、無料で利用できる図書館サービスをまとめたボストン公共図書館|0〜2歳子育てに役立つ無料サービス3選もぜひ参考にしてください。
施設情報|Boston Children’s Museum
【施設名】
Boston Children’s Museum
【住所】
308 Congress Street, Boston, MA 02210
【アクセス】
サウスステーションから徒歩約10分。
【開館時間】
水曜日〜月曜日:9:00〜16:00
火曜日:休館
※毎月第1土曜日は10:00開館。
※季節やイベントによって変更されることがあるため、訪問前に公式サイトで確認することをおすすめします。
【利用対象】
主に乳幼児〜小学生頃の子どもとその家族
(0〜3歳向けの専用エリア「プレイスペース」あり)
【入館料】
大人:24ドル
子ども(1〜15歳):24ドル
12か月未満:無料
※各種割引あり
割引チケット購入ページ:https://estore.bostonchildrensmuseum.org/webstore/shop/viewItems.aspx?cg=TT&c=DTT2
【公式サイト】
https://bostonchildrensmuseum.org/
子連れおすすめ度
- 子連れおすすめ度:★★★★★
- 対象年齢:0歳〜小学生低学年
- ベビーカー:可能
- おむつ替え台:あり
- ハイチェア:あり
- キッズメニュー:あり
